秋の最初に吹く風は
初秋微凉的风
いつでも私を
总是带我
あの頃につれてゆく
回到那个时候
目にうつる景色まぶしくて
眼中尽是绮丽的景色
こわいものなど
没有一点可怖的东西
何もない二人には
那是只属于
時間だけがあった
我们两人的时间
ひかり降る午後には
洒满阳光的午后
夏の歌を歌い
我唱着夏日的歌
少しだけ背伸びをしたあの頃
轻轻伸懒腰的那个时候
幸せが近すぎて
幸福太近了
本当が見えない
真的不曾注意
あたりまえのようにかわす約束
理所当然地互相承诺
君はやさしく
你温柔地
その手を頬にあて
用手轻抚我的脸颊
静かに微笑みかける
静静微笑着
秋の最初に吹く風は
初秋微凉的风
いつでも私を
总是带我
あの頃に連れてゆく
回到那个时候
君の上着と朝の空気
你的上衣和清晨的空气
すすき野原は
长满狗尾草的原野
ささやいていたみたい
好像在窃窃私语
二人だけのこと
只属于我们两人的事
指を解く瞬間意識しなくなって
你的双手松开的瞬间
なにげない温度覚えたあの頃
我仿佛感觉到了看不到的温度
「さよならはどうするの」 “
要怎么告别呢”
言葉にすることで
怎么用言语告别
明けないはずと知って夜も
明明就知道那是没有黎明的夜
時はやさしく記憶をすりかえて
时间温柔地偷换了记忆
静かに微笑みかける
静静微笑着