カテゴリって言葉が
もはや呪いのようだ
正しさを証明できるはずなのに
信じきれなかった未来が
通り過ぎてゆく
世界が涙している
雫に飲まれ木々が茂る
震える肌を世界は待っている
「あるべき自分」を
決めつける必要はないさ
なんだってできる
僕らはどこにだって行ける
僕らはどこにだって飛べる
不変でいるのは僕が僕だから
景色を抱きしめて
僕は自由だ
歩き出すことに
理由なんていらないが
いつだって固定概念が邪魔をする
しかし涙を打ち払うのも
いつだってそこにある景色だ
綺麗だ 綺麗だな
蠢く風が愛が
肌を撫でる過去の声が
僕らの背中を叩いて笑う
理由なき礎になる
僕らはどこにだって行ける
僕らはどこにだって飛べる
仮初めの意味を全て捨てていけ
朝は何度だって巡る
僕らはどこにだって行ける
僕らはどこにだって飛べる
その全てに命をかける価値がある
景色を抱きしめて
僕は自由だ